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Hadi Malijani, Iran

ハディ・マリジャニ(イラン)

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写真家

 

1989年、イランの古都シラーズに生まれる。

独学で写真とレタッチを始め、2006年からプロのアーティストとして活動開始する。

 

その後の2年の間に世界中の写真家から広く注目を集める写真分野の様々な専門ウェブサイトで作品を投稿し注目を集めるようになる。自身の作品が様々な文化的バックグラウンドをもつ多くの人々に評価されるという経験をとおしてアーティストとして自身を深め、さらに創作活動に専念することとなる。

よりプロフェッショナルな評価を知るために各国で行われている様々な写真のにコンテストにも参加するようになるが、その一つが近年新しくスタートしたロシアの「35AWARDS」である。35AWARDS 2017には世界135の国から100,000人以上ものフォトグラファーが応募したが、ハディはコンセプチュアル・フォト部門で惜しくも「二番目に優れた写真家」としてアワードを受賞する。

 

この他、限られた写真家だけが栄誉授かることができる著名な写真ジャーナルやキュレーション・サイトとして有名なギャラリー1x.comからフィーチャーされている。

 

- 35AWARDS 2017受賞

インタビュー

フォト・シュールレアリズムとも言える表現様式で自己の内面を映しだすコンセプチュアル・フォトアーティスト、ハディ・マリジャニ。

 

イランの古都シラーズの伝統的なペルシャ絨毯製織を営む家に生まれ育ったハディは、伝統的なムスリムアートに囲まれた環境を受け皿にして内向的な気質が産み出す独特の心象風景を写真という表現手段を得ることによって描き出し、遅咲きながらもその才能を開花させていく。

 

しかし、インターネットという巨大なネットワークに自己表現の場を得た彼は必然的に伝統的な価値観からグローバルな世界へと目を向けざるを得なくなり、その作品も個人的な心象風景から、政治と閉鎖的なムスリムの伝統と表現と活動の自由を希求する心の間に生まれる葛藤の表現へと変化していく。​欧米で生まれ育ったムスリムとは異なる世界観をもつこの作家の成長と変化から目が離せない。

 

 
Q. アーティストとしての基礎となった個人的な背景について話してもらえませんか?

 

私の実家と祖母の家ではペルシャ絨毯の製織をおこなっていたが、幼少期それを見ることは非常に興味深い経験でした。私の祖父母が1日に何時間も制作していたペルシャ絨毯の表面には、動物から幾何学的な図形までの様々なモチーフが見られましたが、それは私がアートとデザインを志すようになった人生で最も影響力のあるものだったと思います。子供の私に父はフィルムカメラを買ってくれました。それは多感な私にとって驚くほど魅力的で興味深いものでした。この魅力は今でも尽きることはありません。私はまた、KhayyamとMolanaの詩を読むことに興味があり、彼らの作品についての評論も好んで読んでいます。

私はよく自然の中を旅し、鳥や風の音に耳をすませますが、それは私にとっての最大の楽しみです。 私はいつも創作のための練習をしていますが、時には眠っている時でさえ作品のアイデアについて考えます。

私のアカデミックバックグラウンドは写真やアートではなく、大学で社会科学を専攻していました。とてもシャイだったので、私のアートの仕事と興味を私の周りの人々に知られないようにしています。しかし、私の作品を見たごく親しい友人の一人から、いくつかの写真のウェブサイトで作品をシェアしていくように強く薦められました。このことがアーティストとしての本格的な活動をするきっかけとなりました。

 

Q. あなたはインスピレーションとクリエイティブな発想をどこから得ていますか?

 

アイデアのための特別な情報ソースを持っているわけではありません。自然の中にいるか、沈黙の中でいくつかの音楽を聞いている時に得ています。私は世界を普通の人とは異なって見ている様です。

Q. 写真の他に何か他のアートに取り組んだりしていますか?

写真とインテリアデザインをする他、ときどき詩を作っています。

Q. アートフォト作家として本格的に活動を始めるきっかけとなる様な出来事などありましたか?

元々、私は写真をとおして自身の感情を表現し、私が”見ている”世界を他の人に表現することができました。さまざまなウェブサイトからさまざまなプロの写真家の作品に触れる中で、自分のやり方と自分の作品スタイルを見出すことができるようになり、プロとして創作活動を始めることにしました。私は常に学び、自分のテクニックを完成しようとしています。

 

Q. 生まれた場所でもあるイランのシラーズに創作活動の拠点を置いていますが・・・

私は今、自分のやり方を見直す重要なフェーズにはいったと感じています。私は本当に写真テクニックを向上させたいと感じていますが、私の国の人々は政治や人々の文化的な貧しさといった制限につきあたっています。このようなことは私のようなアーティストがキャリアを向上させる上で悪い状況をもたらしています。私の未来にアートにマイナスの影響を与えることは間違いありません。そこで私は自分のスキルを向上させる環境の整った他の国に移り住もうと考えています。

​2018年10月23日インタビュー by ILILIS

Renewal
Help
Anchor
you are not alone
I see you
Muslim women
End of a wait
Cracking
Hole
I see you
network
Derap
Ledder
Croosing
Exit
Loneliness
My way
Bridge
Inside
Gap
Stop
3
Guard
On the edge
Step
Hard way
I SEE YOU
Asphyxia
Meet
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LOVELY NIGHT
B&B (beast and beauty)
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